2018年8月6日月曜日

日本スポーツ協会より

この度、日本スポーツ協会様より、添付のとおり文書が届きました

日本スポーツ協会は、昨今、スポーツ界において発生した各種事案により、文化としてのスポーツの価値が脅かされていることを受け、本会としての考え方を改めて示すため「スポーツを愛するすべての人へ」というメッセージを発信しました。
 引き続き、加盟スポーツ団体とともに、スポーツの意義と価値を高めるために尽力していきます。

 メッセージは概要版も作成しております。是非、各方面で掲出いただくなど、より多くの皆さまにご一読いただけるようご協力をお願いいたします。

  スポーツを愛するすべての人へ <日本スポーツ協会会長メッセージ> 
1911 年に創立された日本体育協会(当時、大日本体育協会)は、2018 年 4 月 1 日、「スポーツと、望 む未来へ。」のコーポレート・メッセージのもと「日本スポーツ協会」として新たな一歩を踏み出しまし た。
 本会では、スポーツは「自発的な運動の楽しみを基調とする人類共通の文化」であると考えています が、残念ながら、昨今のスポーツ界において発生した事案(ドーピング、加盟スポーツ団体のガバナン ス低下、スポーツ指導者(監督・コーチ)による不適切な指導など)により、文化としてのスポーツの 価値が脅かされています。 本会は、今後もスポーツの意義と価値を高めるとともに、スポーツがあらゆる人々に一切の差別、格 差なく享受され、誰もが望む社会を実現するため、スポーツを愛するすべての人へメッセージを送るこ ととしました。
  スポーツの「場」は、多くの人々によって支えられています。スポーツを楽しむプレーヤーはもとよ り、プレーヤーを導き支えるスポーツ指導者、プレーヤーを取り巻くすべての関係者(以下、アントラ ージュ )、それらをサポートするスポーツ団体や組織があります。 
 より良いスポーツの「場」を創るため、それぞれがスポーツの意義と価値を認め、常に品位と名誉を 重んじ、スポーツの競技規則、スポーツマンシップやフェアプレーなどのスポーツ規範に基づき、生涯 を通じ自己の能力・適性等に応じて、自らが主体的にスポーツの楽しさや喜びを味わうことが重要であ ると、考えています。 
 これらスポーツを愛するすべての人が「場」を形成する当事者として役割を分担しながら、最適なス ポーツの「場」を創っていくために行動しましょう